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フォント(書体)を選ぶ時、何を基準にするか。
恥ずかしながら、実は大抵「無難なもの」を基準に選択することが多いです。
もちろん、デザインは「フォント」という単一要素で成立するわけではありませんから、全体のバランスを考えずにフォントのことだけあれこれ考えてみても本末転倒ではあるのですが、それにしても、「自分が使ってるフォントの数ってすごく少ないな」と思うわけです。
例えば、サンセリフ系だと一番多く使われていそうなのが【ヘルベチカ<helvetica>】でしょう。
ちょっとしたポイントにも、大きな見出しの部分にも、そんなに違和感なくとけ込むようなクセのないすっきりした書体ですね。
改めて調べる前に、自分が知っていることを書いてみると、
ぐらいしか思いつきませんでした。結構長いこと仕事してるのに何も知らない。
というわけでwikiで調べてみる。
歴史的にはそんな感じでした。
作者のマックス・ミーディンガーについては、現在の版元であるLinoType(ライノタイプ)社のページに写真付きで掲載されていました(英語)。
wikiでは1983年にステンペル社が改訂、と書いてありましたが、LinoType社のページではLinoTypeが改訂、となってますね。
ああ、なるほどこのwikiによれば、「ステンペル社(D. Stenpel)とライノタイプ用の字母開発で提携」とあります。
LinoTypeのその他のフォントも、Univers・Frutigar・Optimaなんかですから、すごく有名なものばかりです。
Helveticaが「スイスを連想させる書体」ってのは上手くイメージできませんが、無機質で中性的なタイプフェイス(字形)はスタイリッシュなイメージにも、じっくり読ませたいイメージにも使えますから、こんなにも世界中に浸透しているわけですねえ。
私たちRainydayのロゴはちょっとクセがあるけど読みやすくてモダンなGillSansを母体にしてデザインしているのですが、改めてHelveticaでも組んでみようかと思いました。
書体は変形させないのが結局一番きれいなんだと思うのですが、他と上手く差別化できるかどうかというのは、やっぱり書体を扱うデザイナ次第なわけですねえ。
※「Neue(ノイエ)」…ドイツ語圏で「New」の意。